敬老の日という祝日があることは知っているけれど、具体的にはどのようなイベントなのかよく分からないという人もいるでしょう。行事は主に自治会や町内会、老人福祉施設などで行われています。地域によっては高齢者による踊りや演奏などが披露されることもありますし、子供たちと交流するといったイベントなどもあります。家庭や親族間では日頃の感謝の気持ちを込め、祖父や祖母にプレゼントを贈るといったこともあるでしょう。
敬老の日の行事食として決められている食べ物はありませんが、長寿を祝うことになるので赤飯を食べることが多いです。なぜ赤飯をお祝いの日に食べるのかよく分からない人もいるかもしれません。それは赤い色は邪気を払うと古くから考えられており、魔除けになるという考え方からです。そこで高齢者と一緒に美味しい赤飯を一緒に食べると良いでしょう。
敬老の日と似た日に老人の日というものがあります。似たような日だと感じるかもしれませんが、実はこの2つは違うものとなっています。老人の日とは老人福祉法によって定められた日であり、日にちが毎年9月15日と決まっています。そして、9月15日から9月21日までが老人週間です。
老人の日は高齢者が自らの生活の向上に努める意欲を促すというものであり、高齢者に感謝する敬老の日とは意味が異なります。敬老の日は高齢者を祝う日ですが、何歳から祝うのかということは特に決まりがありません。老人の捉え方は千人によって異なりますし、若くても孫ができたら孫から祝われるということもあるでしょう。敬老の日のことならこちら